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家庭でできる幼児教育 声かけの工夫で親子の笑顔を増やしましょう


たったひとこと言葉を変えるだけで、親子の関係は大きく変わります。

子どもと過ごす時間が穏やかになり、笑顔も自然と増えるはずです。

怒りたくて怒るお母さんなんていませんよね。

それでも、日々の忙しさや時間との闘いから、つい言葉がキツくなってしまうこともあるでしょう。

そんなとき、ほんの少し声かけを変えるだけで、親も子も笑顔がもっと増えるのです。

例えば、あるお母さんが、朝の支度が遅い子どもに対して「早くしなさい!」と毎朝言っていました。

しかし、子どもはますます動きが遅くなり、親子共にイライラが募るばかり。(この行動には深い心理の仕組みが入っているのですが、今回説明は省きます)

そこでママは、「早くしなさい」を「一緒に準備しよう!」に変えてみました。

すると、子どもは笑顔で動き始め、「お母さん、これ一緒にやろう!」と前向きに反応するようになりました。

親子で準備を楽しむ時間が増え、ママ自身も穏やかに朝を迎えられるようになったのです。


「〜なさい」を「〜しよう」に変えてみる


「起きなさい」「食べなさい」「早くしなさい」「寝なさい」などの指示語を、日常的に私たちは無意識に使っています。

実は、ある調査では平均的な母親が1日に80回も「〜なさい」を使っていることがわかりました。

これでは、子どもはいつも何かに急かされている気分になり、

次第に指示に従うことばかりになってしまいます。

最悪の場合、自分で判断する力が育たなくなることもあります。


そこで提案したいのが、「〜なさい」を「〜しよう」といった柔らかな言い回しに変えることです

例えば、「起きなさい」を「一緒に起きようね」と言い換えると、命令されるのではなく、お母さんと一緒に行動するという感覚が生まれます。

「着替えなさい」も「お着替えしよう」と優しく促すことで、子どもは気持ちよく動けるようになるでしょう。

一方的に指示を出すのではなく、「お母さんと一緒にやる」という協力の楽しさを感じさせる声かけに変えるだけで、

子どもの心は柔らかく開かれていきます。


この小さな変化が、親子の笑顔を大きく増やしてくれるのです。



「どうせ」を「どうせなら・せっかくなら」に変える


つい「どうせ〜できない」と、可能性を否定する言葉が出てしまうことはありませんか?「どうせできない」と言われると、子どもはあきらめてしまい、自分の可能性を信じる力を失ってしまいます。


しかし、「どうせなら・せっかくなら」に変えてみるとどうでしょう?

例えば、「どうせ無理」と思う場面でも、「どうせならやってみよう!」という言葉にすると、子どもに挑戦する気持ちが芽生えます。「せっかくなら頑張ってみよう!」という前向きなフレーズは、子どもに勇気と自信を与え、可能性の扉を開く手助けとなります。


実際、あるお母さんが「どうせ失敗するでしょ?」と何度も言っていた子どもに対して、

「せっかくならやってみようよ!」と声をかけたところ、子どもはチャレンジを楽しむようになり、結果として新しいことにもどんどん挑戦できるようになりました。


言葉ひとつで、親子の関係がより豊かになり、子どもの潜在能力を引き出すことができるのです。

あなたも今日から少しだけ声かけを変えて、子どもとの時間をもっと楽しいものにしてみませんか? 

 
 
 

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